子供は褒めると伸びる、と言われていますが、ただいつも褒めればいいというわけではありません。
子供を褒める時にはちょっとしたポイントがあります。
意味のある褒め方、子供の可能性を伸ばす褒め方があるので、ここで紹介しましょう。
難しいことではないので、ぜひ参考にしてください。
・ただ褒めればいいわけではない!褒め方のポイントは・・
子供を褒める時ってどんな時でしょうか。
親というのは、子供にこんなふうにして欲しいといった言動があり、これが出来れば褒めてあげているはずです。
しかし、出来て当たり前、と思うことをした時には褒めないですね。
こんなことは出来て当然と大人には思えることでも、子供にとっては難しいこともたくさんあります。
ですから、それらを丁寧に褒めていくことで、子供は自分に自信が持てるようになりもっと難しいことにも挑戦しようという気持ちが湧いてきます。
ママも炊事をするのは当たり前と、誰にも感謝されないと寂しいですし、意欲も低下してしまいますよね。
ご飯を「美味しい!」と食べてくれることで、やる気も俄然湧いてくるものです。
子供の褒め方もこれと同じです。
褒め方のポイントとしては、すぐに褒めることです。
ご飯を食べている時に「美味しい!」と言ってもらえることが嬉しいように、子供にもすぐにその場で褒めることが大切です。
お片付けを出来たら、即座に「1人でお片付けできたね!」などと言って褒めることが鉄則です。
・具体的に、その子に合った褒め方をして!
具体的な言葉で褒めてあげることも大切です。
「ちゃんと出来てすごいね!」などの曖昧な言葉で褒めてしまいですが、具体的に「苦手な計算を頑張ったね。」といったように伝えてあげるとより効果的です。
何がちゃんと出来たのか、何が凄いのかを、具体的に伝えてあげることで、子供はもっと頑張ろうと思います。
また子供によって、嬉しい褒められ方というのが違うので、その子に合った褒め方をすることも大切です。
大げさにハイタッチなどをしながら褒められるのが好きな子供もいれば、そのような褒め方が苦手なシャイな子もいます。この子はどんな褒め方が嬉しいのかな、といろいろ試してみてください。
中には、褒めすぎるのは子供に良くないのでは、と思うママもいるようですが、褒めるのはいくら褒めてもオッケーです。成功体験をたくさん積むことで、子供はさらに次のことにチャレンジする勇気が持てるのです。
ここで紹介したポイントを参考にして、お子さんの良いところをたくさん見つけて褒めてあげてくださいね。
Photo by rjones0856