母乳育児をしているママは、赤ちゃんとの外出先で、いつどこで授乳が必要になるか分かりません。
外出する際には授乳ケープは必須で、いつも人目を気にしながら授乳をしているかと思います。
日本はもちろん、アメリカなどでも世間では公の場での授乳が見苦しいなどと言われているのですが、みなさんはどう思われますか?
・授乳姿をバッシングする人に反論!
アメリカに住む2児の母親マリアさんが、Facebookで公の場で授乳をすることに対してのバッシングに反論して話題を集めています。
日本でもアメリカでも、母親が赤ちゃんに授乳をすることに、少なからず冷たい目で見られる傾向があります。
見苦しいとは言われないまでも、やはり隠れてするもの、といった認識があるかと思います。
このような世間からのバッシングに、ユーモアも交えながらマリアさんは反論しているのです。
公園かどこかで我が子に授乳をしている写真と一緒に、メッセージを投稿しています。
そのメッセージとは、「ほとんど見えてないんですけど」というものです。
多くの場合、授乳中の母親の乳首には、赤ちゃんの口が吸いついてますから、見えることはまずありません。
よほど凝視していない限り、「見よう」としていない限りは、他人から見えることはないはずです。
授乳というのは子どもに食事を与える行為です。
この自然の行為を性的な目で見ることの方がよほど不自然でおかしいことではないか、とマリアさんは反論しています。
なかなか日本のママはここまで強気に反論出来る人は少ないかと思うのですが、心の中ではこのようなことを感じたことがあるはずです。
・街中には、過激なポスターが溢れているのに・・
またマリアさんは、もう一つの写真を投稿して、授乳姿をバッシングする人に反論します。
その写真とは、街中でよく目にする下着メーカーのポスターです。
セクシーな下着姿の男女のポスターは街中に溢れていても、誰もこれをバッシングすることはありません。
授乳姿よりもよほどバッシングされるべきではないでしょうか。
マリアさんは、そこで授乳姿を下着メーカーのポスターで隠す、といった写真も投稿しています。
「これなら文句はないでしょ!」といったメッセージ付きです。
赤ちゃんに授乳することは子どもに食事を与えることで、公の場でもいつ必要になるか分かりません。
授乳するママへの視線がもっと健全になれば良いですね。
Photo by Maria Corry