もし自由な時間を持つことができたら、子供を育てているママにとっては夢のような話かもしれません。
この質問を世界の国々と日本でしたところ、全く違う回答が得られたそうです。
・世界と東京で異なる一人の時間の使い方
日本でも人気の家具・インテリアメーカーイケアが世界14か国で行ったアンケートによると、自由な時間があったら家でどう過ごすかと言う質問に対し、東京では半数以上が一人で過ごすと答えたのに対し、海外では家族と過ごすと答えた人が半数を占めました。
ちなみに海外の国々の人々が一人で過ごすと答えたのは25%、東京の人々が家族と過ごすと答えたのは30%ですから真逆の回答が得られたことになります。
これは一緒に暮らす人とのコミュニケーションを妨げるものが海外は電化製品と答えたのに対し、東京は家の雰囲気と答えたことからも違いが良く分かります。
なお海外は電化製品の使用だけではなく、違うことを楽しみたい、家の雰囲気と答えた人も多かったとのこと。
・自分が置かれた環境に満足しているかどうか
なぜこのような結果が得られたのか、それはおそらく今家にあるものを増やしたいかどうかと言う質問の結果から見ることができるでしょう。
東京では多くの人が増やしたいと答えたのに対し、海外では今のままで十分満足していると答えたのです。
さらに何を変えればより家が快適になるかと言う質問に対して東京は家の臭いを取り除き、好きな食事をする、プライベート空間を充実させる、騒音をなくすというのが最も多く、海外ではプライベート空間を増やすなどのほかに、騒音の排除、好きな食事をとるの順に回答が多かったようです。
また自宅が最もくつろげる空間と答えた人が最も多かったのは69%の東京でした。
家に満足しているかどうか、これは今幸せに生きているかどうかにつながると言えるでしょう。
家の満足度と人生の満足度を調べたところ、どの都市でも家の満足度と人生の満足度はほぼ同じ結果が得られたのです。
そして満足していると答えた人の割合が最も少なかったのは東京でした。
家は本来くつろぎ、安らぎを求めるための空間ですから、居心地のいい家を作りたいものです。
Photo by Tamaki Sono