子供というのは、言葉をある程度理解して、自分でもおしゃべりをするようになったら、周りの目というのを無意識に気にするようになります。
ですので、人前では叱らないようにしましょう。
ただし、子供が何かの原因でぐずったりした場合、そのことを後で叱っても忘れてしまっていることが多いので、外にいるときでもその場で叱らなくてはいけません。
外では人の目がありますから、ママとしてはどうやって叱ればいいのか分からないと思うかもしれませんね。
お友達と遊んでいる時や、人が多いところでぐずった時には、まずは誰もいない場所に連れて行きましょう。
原因にもよりますが、基本的にはぐずりというのは親に甘えているので、その場で叱ったら甘えさせてもらえない、欲求が満たされないことで余計にぐずりがひどくなります。
また、人前で叱られるのが恥ずかしい年齢の場合は、恥ずかしさをごまかすためにさらにぐずることもあります。
いずれにしても、ぐずった状態のまま叱っても思いは伝わらないので、親子で冷静に話せるシチュエーションを作ってください。
そして叱る時には、ママ自身、感情的にならずに気持ちを落ち着けましょう。
ママが感情的になると子供も感情的になってしまうので、頭ごなしに叱らないようにしてください。
どうしてぐずっているのか理由を聞いてみて、その上でしてはいけないこと、今はできないことを伝えましょう。
もし誰もいないところに行くのが難しい状況であれば、手を優しく握って、今はぐずってはいけないということを冷静に目を見て諭します。
手を握る、目を見るというジェスチャーから「いけいない」ということを感じ取れるので、上手に叱ってくださいね。
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