百獣の王として活躍されている武井壮さんですが、子供を育てる大人たちへ向けたメッセージが的確だとして注目を集めています。
子供に『勉強しなさい』『練習しなさい』『頑張りなさい』っていう大人が勉強も練習も頑張ってねえんじゃやるわけねえわ。。大人が子供より学んで鍛えて頑張って成長しまくってキラキラしてりゃ子供だってああなりたいって思うだろ。。頑張ってきた大人が下向いてんじゃ子供が頑張れるわけねえよな。。
— 武井壮 (@sosotakei) 2016年9月4日
・子は親の背中を見て育つ
武井壮さんと言えばテレビでも活躍されているマルチアスリートで、十種競技の元日本チャンピオンとして、またマスターズ陸上の世界大会ではリレーで優勝した経歴を持っている方です。
そんな武井壮さんがSNSで発進した言葉が的確だとして話題を呼んでいます。
皆さんももしかしたら心当たりがあるかもしれませんが、子供に勉強をしなさい、頑張りなさいということはないでしょうか。
この大人の行動に対して武井壮さんは、大人が勉強をしている姿を子供に見せていないのに子供が頑張るわけがない、と言ったのです。
そして続けて、大人が子供以上に勉強したり、鍛え上げたりして輝いていれば子供もそうなりたいと思うものだと、大人が下向いていては子供が頑張ることはできないといったのです。
これは陸上で活躍するばかりか、右利きながら左投げを取得するなど努力を重ねてきた武井壮さんだからこそ言える言葉でしょう。
・多くの人が共感
武井壮さんのこの投稿は多くの人が共感し、正論だ、同感だという声が多く寄せられました。
中には親の言い訳という人もいましたが、子供も頑張るためには目標が必要なことが多いですから、その目標に親がなるというのは決して悪いことではないかもしれません。
もちろん子育て中ではないという人でも、たとえば部活動なら先輩が全国大会目指して頑張っている姿を見て後輩も頑張る、上司が全力でプロジェクトに取り組んでいるから部下も協力するといった姿が見られるのではないでしょうか。
その結果がついてくるということを知れば、さらに努力を重ねることができるでしょう。
疲れて下ばかり見ていては、見えるはずのものも見えなくなってしまいます。
時にはうつむくこともありますが、それでも目標を持って進む姿というのを子供は見ているものです。
Photo by Kim Stromstad