毎年冬になると猛威をふるうインフルエンザは、小さな子供ほど重症化しやすいと言われています。
予防接種を受けておけば、万が一感染しても症状が軽く済むとも言われています。
子供の予防接種の回数や、最適な時期などについて詳しくご紹介しましょう。
・子供の予防接種は2回がおすすめ!
インフルエンザの予防接種は大人の場合は1回で済むのですが、13歳未満の子供は2回打つのが推奨されています。
病院により子供も1回で良いとされるところもあるので、どうしても子供は2回打たないといけないわけではありません。
子供のインフルエンザ予防接種が2回と推奨されている理由は、1回目の予防接種による免疫効果が出始めた頃に、さらに2回目を摂取することでより効果が高まるからです。
1回目の予防接種のブースター効果が期待されるのです。
1回で50%、2回打つと80%にまで予防接種の効果が高まると言われています。
大人の場合には、すでにいろいろな病気にかかり免疫を持っているので1回で良いのですが、子供にはまだそこまでの免疫がないので、2回接種が推奨されているのです。
・インフルエンザの予防接種を打つのに最適な時期は!?
1回目の予防接種から2回目までは1週間から4週間ほど間隔をあけるのが理想的です。
また、インフルエンザの予防接種が病院でスタートするのは毎年どこの病院でも、10月1日くらいからです。
インフルエンザの予防接種を打つのに最適な時期は、11月下旬くらいから12月上旬くらいです。
インフルエンザの予防接種の効果が出るまでにはおよそ2週間ほどかかります。
1か月後にその効果が最大になり、それから5か月ほど効果が持続します。
最もインフルエンザが流行するのが12月から3月なので、逆算して11月下旬あたりから受けるのが最もおすすめです。
インフルエンザの予防接種を打つのにも最適なタイミングがあります。
安心して冬を乗り切るために、予防接種を受けておきましょう。
Photo by Texx Smith