保育園や幼稚園に入って、集団生活が始まるとかかりやすくなる感染症です。
クラスで大流行する、水ぼうそう、おたふく、インフルエンザはその代表格と言えるでしょう。
集団生活に入るということはそれだけ感染症にかかる確率が上がるのですからそれは仕方ないことです。
●入園した最初の1年は病気のオンパレードに
幼稚園や保育園に行き始めた子どもがすぐにかかりやすいのが風邪、インフルエンザ、胃腸炎ではないでしょうか。
入園したばかりの1年は、病気ばかりで休みが多くて大変だった、という思い出があるママも多いかと思います。
全国的に流行の季節もありますから、いくら注意しても感染してしまうものは感染してしまうので、ママもあきらめるしかありません。
●予防接種で重症化を防ぐ
ですがあきらめる前にできる手立てが一つだけあり、それが予防接種です。
予防接種はいずれも1歳から受けることができるものですから、集団生活に入る前に受けておきたいものです。
そうすればママも安心して集団生活に我が子を送り出してあげることができるでしょう。
特に働いていてなかなか休むことができないママにとっては予防接種はお守りのような存在です。
ですが予防接種を受けたのに病気にかかってしまったということもよくあることです。
予防接種は必ずその病気にかからないのではなく、その病気にかかっても重症化するリスクを減らす効果があるのです。
実際に水ぼうそうの予防接種を受けたけれど水ぼうそうにかかった子どもは、熱もほとんどなく発疹もほとんど出ずに終わりました。
インフルエンザでも予防接種を受けたけれど感染したという子どもはインフルエンザ脳症など重篤な状態になるのを防ぐことができています。
おたふくも同様に予防接種で防いだり軽く済ませることができます。
集団生活に入ることで怖いと思う病気は予防接種で防いであげましょう。
Photo by Ross