寝冷えしてしまうとおなかが痛くなったり、風邪を引く原因となってしまいますが、子どもは寝ている間に布団を蹴飛ばしたり、おなかを出して寝てしまったりします。
ですから親御さんとして覇気が木ではありませんし、寝冷えしないように何とか工夫してあげたい物です。
子どもを寝冷えから防ぐためには寝室の室温を16~19度に保つことが大切です。
布団の中は32~34度がちょうどいいと言われていますが、布団を蹴飛ばしてしまうというお子さんのためにはスリーパーや着るタイプの毛布、湯たんぽを使うといいでしょう。
スリーバーは肩から下腹部まですっぽり包みますから温かいですし、着る毛布は足の先までくるむので寒くなってしまう真冬にぴったりです。
湯たんぽを使う場合は布団全体を温めるようにカバーやタオルで包んだ状態で布団の中に入れ、寝る前に外すといいでしょう。
もちろん簡単に装着できる腹巻をパジャマの上から着用するのもいいですし、レッグウォーマーで首や足を温め太い血管を温めるのも効果的です。
ただしエアコンや電気毛布を使用するときは低温やけどする可能性がありますので使いすぎには注意してください。
低温やけどは本人が気づかないうちに起こるやけどのことで、大人でもカイロを使った低温やけどが問題となっています。子どもや赤ちゃんは自分で異変を自覚しにくいため、大人以上に低温やけどのリスクが高くなります。
低温やけどを負うと普通のやけどのように水ぶくれが起こる、痛みを伴うと言うことがありますので長時間の利用は避けましょう。
エアコンは室内を乾燥させやすいので風邪を引く原因となりますので注意が必要です。
もし室内をエアコンで暖めるのなら加湿器で湿度を50%以上にするよう心がけましょう。
Photo by Leonid Mamchenkov