周りの赤ちゃんを見ていると、あの子はもうハイハイしているのにうちはまだ寝返りをするだけなど成長の差を心配することがあります。
ですが赤ちゃんの発育には個人差がありますので心配する必要はありません。
・個人差があって当たり前
赤ちゃんの成長がほかの同じくらいの月齢の子に比べて遅いと心配になるママも多いでしょう。
ですが生まれたときの身長や体重、おっぱいの飲み具合、睡眠リズムが一人一人違うように、赤ちゃんの発達にも個人差があります。
ゆっくり成長したい子もいれば、早く自分の欲求を満たしたい子もおり、性格も違うのです。
ですから焦って早く何かできるようにならなければと思ってしまうと、赤ちゃんに伝わり情緒不安定になりますし、ママも疲れてしまいます。
とくに言葉の発達に不安を持つママは多いようですが、極端に成長が遅いということでなければ心配いらないのです。
・不安な場合は健診で相談を
赤ちゃんの成長や発達を見るために4カ月と10カ月と1歳半で乳幼児健診が実施されます。
もしあなたが赤ちゃんの成長に不安を感じているようならこのとき保健師や医師に相談してみるといいでしょう。
また健診まで時間があるけれど不安で仕方ないと言う場合は自治体によって育児相談を受け付けているところもありますので活用してみてください。
もちろんかかりつけの小児科医に相談し、問題があるようなら専門医を紹介してもらうこともできます。
赤ちゃんの成長は個人差が大きく、4カ月に寝返りをマスターしたもののなかなかハイハイもお座りもしようとせず、7カ月になって両方一度にできるようになったという赤ちゃんもいます。
歩き出すのも1歳前に歩き出す子もいれば1歳を過ぎてから歩くようになる子もいますので、成長をまずは見守ってあげることが大切です。
Photo by Nathan Walker