子供を一人育てるのでもイライラしたり大変なことが多いのに、双子ではどのような大変なことがあるのでしょうか。
・なんでも2倍
例えば授乳中。
二人同時に授乳することはできないため、どうしても一人ずつになってしまいます。
すると、残された方はお腹が空いてくるので泣いてしまいます。
赤ちゃんは泣くのが仕事といくら割り切っていても、目の前で泣かれると親も悲しくなってしまいます。
また、同時に泣かれるのも大変です。
両親がそろっているときであれば、一人一人をあやすこともできます。
しかし、一人で世話をしているときに同時に泣かれると、切ない気持ちになったり、イライラしてしまうこともあります。
また、自分で何もできないときは二人の着替えや食事もお母さん一人で行わなくてはなりません。
また、外へお出かけなどした場合、一人を見ている内にもう一人がどこかへ行かないかなど心配が尽きません。
非常に肉体的にも精神的にもハードです。
・周囲の理解は非常に大切
親はただでさえ二人の赤ちゃんを同時に育てることで、精神的にも肉体的にも参っています。
しかし、子どもがなかなか泣き止まないので虐待と誤解されて、通報されてしまうことがあります。
また、男性の中にはいまだに、男は外で仕事をして、女は家庭を守るのが役目だと、家事を分担しない人もいます。
双子を育てるのに精いっぱいになっているのに、ご主人から家事の不満を言われ、ノイローゼ状態になってしまうお母さんも多いです。
お母さんが精神的に参ってしまうと、子どもはうまく育ちません。
そこでお母さんもできるだけ周囲に理解してもらえるように、双子を育てていることをアピールしてみましょう。
周囲の理解が得られれば、いくらか気持ちも楽になります。
同じ月齢の赤ちゃんが二人いるのですから、自分から意思表示ができるようになるまでの子育ては非常に大変です。
だからこそ、周囲や旦那さんにも双子を育てていることをできるだけ理解してもらえるようにしたいものです。
Photo by Donnie Ray Jones