初めまして。
この度カナダの子育て事情をご紹介させていただきます、トリコ・バレーと申します。
子供がまだ幼いので、今は在宅ワークの傍ら絵を描いたり、手編みで娘の服や小物を作ったりしています。
ペンネームのトリコ(Tricot)は編み地の意味です。
本名を並び替えたらこのように(笑) 去年、今年と、本当によく編みました。
私がトロントに住み始めたのは約1年半前、ごく最近です。
カナダは子育て支援が充実しているので、子育て環境についての不安はそれほどありませんでした。
そのうちの一つは、子育てについて相談できるサービスです。
看護師さんや相談員による市の家庭訪問サービスを、無料で利用することができます。
それから、自由に参加できる公立図書館での歌やお話の時間などもあります。
日本の児童館のようなところも勿論ありますよ。
予約制の、子育てについて大切な事を学べるプログラムもあり、私も娘の月齢に合うものに参加しています。
サービスやプログラムは英語になりますから、英語が日常会話程度できれば参加がしやすいでしょう。
トロントは移民が多いので、プログラムに参加すると様々な国の人がいます。
私もそのうちの一人。
日本人ママさんにも時々お会いしますが、日本人はそれほど多くはないですね。
ホリデーシーズンの過ごし方は、コミュニティーや各家庭により様々です。
私が住んでいる地域はユダヤ系のご家庭が多いのですが、ユダヤ教ではクリスマスではなくハナカというお祝いをします。
お祝いや飾りが違っていて、この地域のお店にはハナカ用のデコレーションを販売しているところも多いです。
Photo by hotzeplotz
そしてニューイヤーイブには、カウントダウンのイベントが市内のあちこちで行われます。
子供が大きくなったら参加してみたいですね。
新年には、トロントの日系文化会館ではお正月会があります。
日系文化会館は日本の文化関連のプログラムを主催し、日系カナダ人の歴史や文化を紹介している重要なコミュニティーです。
お正月会では餅つきやお正月ならではの遊び、書き初めなどが体験できるそうですよ。
カナダで生まれ育った日本人や日系人のお子様には、日本の文化に触れる事ができる貴重な機会になることでしょう。
では、また次回!
カナダのマルチカルチャーな大都市、トロント在住。(まだ1年半と少し)
日本大好きラテン系カナディアンの夫と、ハーフの娘との3人暮らし。
趣味の手編みで娘の服やあったか小物を作りつつ、寒さに耐えながら春を待ち焦がれる毎日。
特技・趣味:絵画、手作り(ビーズアクセサリー、かぎ針編み、レース編み等)
家族構成: 夫 / 娘 1歳
Photo by Donnie Ray Jones