下の子が生まれたとき、上の子は少なくとも1歳以上ですから弟や妹を認識することができます。
では生まれてくる下の子が兄や姉を意識しだすのはいつ頃なのでしょうか。
・自我が芽生えるころには意識している
兄や姉を意識しだすのは個人差としか言いようがありませんが、大体自己主張しだす3歳くらいまでには意識しだすようです。
下の子から兄や姉ばかりいい思いしてずるい、という言葉が出てくるようになると意識していると分かりますが、言葉が遅い子供は態度で示します。
たとえばものを取ったり、兄や姉を叩いたり、ママに甘えてきたりした場合、兄や姉を意識しているのだと思っていいでしょう。
・認識だけはもっと小さいころからしている
しかし下の子は兄や姉の認識をすでに赤ちゃんの頃からしています。
言葉や態度には出ませんし、まだ自分中心の世界にいますから意識しだすことはありませんが、兄や姉の傍にいることの安心感を覚えています。
一緒に過ごすことがどれだけ楽しいことか、自分にとってメリットになるか認識しているのです。
やがて欲が芽生え始めると、兄や姉がしていることがうらやましいと思うようになりますが、それも兄や姉の楽しそうな姿を見ているからです。
下の子が兄や姉を意識すると言うことは決して悪いことではなく、むしろ兄弟の絆やコミュニケーションを深めるためにはいいことと言えるでしょう。
下の子は上の子から見ると可愛がられている、うらやましいと言う存在になることが多いですが、下の子も上の子を意識しているのだと思い接してみてはいかがでしょうか。
Photo by Jos, Joanna, Micaela, Finn, and Davey Purvis