小児科学会は常に子供の病気や発達などについての情報を発信しています。
日本だけでなく諸外国にもある小児科学会では今どのようなことが話題となっているのでしょうか。
・リチウム電池の事故
日本小児科学会の発表によると、最近増えているのがボタン電池の誤飲事故だそうです。
小さい子供ほど、目の前にあるものが安全かどうか口に入れて確かめます。
しかも大人が想像する以上に大きいものも口に入れてしまいますから、窒息事故を防ぐためにも注意しなければなりません。
とくにリチウム電池は放射能力が高いため、飲みこんでしまうと胃の中で放電し、アルカリ性の液体を生成、危険な状態に陥ってしまいますし、潰瘍を作ることもありますので十分に注意しましょう。
・子供向け食品への警鐘
アメリカの小児科学会によると、2012年栄養素データベースより、子供向けに作られた飲食物1074品目について調査を行ったところ、穀類と果物の混合食品79品目中41品目で砂糖が大量に使われていることが分かりました。
さらに食塩の使用料も多く、撮りすぎによって子供のうちから生活習慣病を発症したり、予備軍になったりする危険性を示唆しています。
市販の子供用飲食物は味や保存性のために砂糖を多く使用する傾向にあると言うことです。
だからこそ親御さんは子供用の食品を買うときに表示などを確認したり、ほかの場面でも砂糖や食塩は注意すべきと言うのです。
小児科学会はシーズンに応じて様々な警告や報告をしています。
時折覗いてみると、あなたが知らない情報を得ることができることもありますので、気にかけて見るといいでしょう。
Source:
http://www.jsps.gr.jp/general/attension/litium-battery
Photo by spilltojill