家の中は安全、そう考えている人も多いです。
しかし、階段や段差、テーブルなど危険が沢山あります。
特に小さな子供の場合、ふざけて動きまわることが多いため、リビングはしっかり安全対策を取っておくことが肝心です。
・フローリングは滑らないような工夫を
床がフローリングになっている場合、滑って思わぬけがをしてしまうことがあります。
フローリングのままにしたい場合には、滑り止めのワックスを塗っておきましょう。
滑り止め代わりに絨毯やカーペットなどを敷く場合、その端につまずいて転んでしまうことがあるため、床中に敷き詰めてしまったほうが安全です。
どうしても部分的に置きたい場合には、端がめくれたり、厚みのあるものは避けましょう。
家電のコードにつまずいて転んでしまうこともありますから、コード類はなるべく一か所にまとめ、壁を這わせるようにしてください。
小さい子供などが良く歩くところにコードがある場合などは、しっかり固定し、動かないようにします。
・なるべくこまめに片づける
床面に本や新聞などが散乱していると、それを踏んづけてしまい転んでしまうことがあります。
読み終わった本や雑誌、新聞、脱ぎ終わった服などはこまめに片づけて、床に落ちていない状態にします。
転んでけがする場合、転んだけがよりも、転んで家具などに体をぶつけたけがのほうが大きくなることもあります。
不要な家具などをあちらこちらに置くことは避け、家具は一か所にまとめておきましょう。
また、端が角ばっている家具だと、角ばっているところに体をぶつけけがが大きくなってしまうことがあるので、家具はなるべく角が丸みを帯びているものを選びましょう。
床で転倒すると思わぬけがをすることがあります。
これは子供だけに限らず、大人やお年寄りでも同じ事です。
リビングで転ばないように気を付けると同時に、リビングで転んでもけがをしない対策を立てておきましょう。
Photo by Nori