ママが電話中や食事を作っている最中など、ちょっとした隙に、子供がベランダへ出て転落してしまう事故が多発しています。
子供をこのような危険にさらさないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
・ベランダへ勝手に出られないような工夫
子供から目を話すなといわれても、ママだって四六時中子供を見ているわけにはいきません。
実際ベランダからの転落事故は、ママがちょっとうたた寝をしてしまったり、食事を作っているなどで、ちょっとだけ目を話した隙に起きているのです。
ですから、まずは子供が勝手にベランダへ出ることができないように、鍵をしっかりかけておきましょう。
少し大きな子供であれば鍵の開け方を覚えてしまい、勝手に開けてしまうこともあります。
チャイルドロックなども活用して、子供が勝手にベランダに出られない状況を作ってください。
更に、ベランダに踏み台のようなものがあると、それによじ登って落ちてしまうこともあります。
子供が小さい間はベランダへものを置くのはやめておきましょう。
・子供に子守をさせない
ママがちょっと忙しくなってくると、お兄ちゃんやお姉ちゃんに下の子の面倒を見てもらうときがあります。
子供の転落事故で比較的多いのが、上の子が子守をしている間に起きてしまう事故です。
お兄ちゃんやお姉ちゃんも子供なので、何か興味があることがあれば、そちらに集中してしまい、下の子の面倒を見ているのを忘れてしまうこともあります。
時には下の子がベランダへ行くのに付いていってしまい、外を見たがっているからと椅子を持っていってしまうこともあります。
子供は危ないとわかってはいても、どうすれば危険を回避できるのかまではわかりません。
お兄ちゃんやお姉ちゃんに下の子の面倒を見てもらうのは非常に危険です。
ベランダの転落事故だけでなく、家の中や外には子供にとって興味のある世界であり、危険がいっぱいの場所でもあります。
子供に何がどうして危険なのかをわかるように説明し、なるべく目を離さないようにしましょう。
Photo by Eric Merrill