子供連れでお出かけする際気になるのが、子供が目の前からいなくなってしまったときのことです。
子供がいなくなると親も慌てふためきますが、親から離れてしまった子供はもっとびっくりしてパニック状態に陥ってしまいます。
子供が外出時にいなくならないようにする工夫や、いなくなってしまったときの対策法を考えてみましょう。
・子供がいなくならないようにするための工夫
まず基本は絶対子供から目を離さないことです。
なるべくなら手をつなぐなどして、急に立ち止まったり急激に動き回るのを避けます。
子供は突然何かに興味を持って駆けだしたりすることがありますが、手をつないでいれば子供だけで走り出すことはありません。
手をつなぐのを嫌がる場合には迷子ひもなどを荷物につないで、離れたらわかるようにします。
しかし、子供が大勢いる場合には、すべての子供から目を離さないわけにはいかないため、ほかの子供が着ないような色合いの服や夜間でも光る素材の服などを着せ、遠目からでも自分の子がどこにいるかわかるようにします。
服は嫌だという子供の場合は帽子やリュックなどの小物が目立つようにすると、見分けがつきます。
また、いざいなくなってしまったときのために、迷子札をつくっておきましょう。
住所や名前、親の連絡先などをかいたものをピンで服の裏やバッグの中などに入れておきます。
ある程度大きな子供であれば、親からはぐれたときにはきちんとその場所を管理しているスタッフに迷子になったことを伝えるように話しておきましょう。
探している間に放送が入るかもしれませんから、施設内のお知らせはしっかりと聞くようにします。
・目の前からいなくなってしまったら
子供がある程度大きくなっている場合には、ある程度目印になるような場所を見つけ、いなくなったらここに集合するように伝えます。
まだそこまで意思疎通ができない子供の場合は突然いなくなってしまうと親はパニックになってしまうのですが、いなくなってすぐなら見つかる可能性も高いので、まずは落ち着いて近くのスタッフなどに声をかけておきましょう。
スタッフ同士で無線をやり取りしながら巡回していることも多いので、見つかる可能性が高くなります。
スタッフに声をかけたらできれば親はむやみやタラと動き回らず、できるだけ同じ場所にいるようにします。
せっかく子供が見つかっても親がいなくなってしまえば、今度は親を探さなくてはいけなくなってしまうからです。
子供が目の前から突然いなくなると、親も子供もパニック状態になってしまい、犯罪などに利用されやすくなってしまいます。
できるだけ迷子にならないように対策を立てると同時に、万が一迷子になってしまった時の対策もしっかり考えておきましょう。
子どもがある程度大きい場合は子供も交えて対策を立てると安心です。
Photo by Ian D. Keating