子供の交通事故が後を絶ちません。
毎日のように報道される子供の事故に、心を痛めたり、自分の子供を心配するママも多いです。
子供の事故で特徴的なのが、自宅付近で起きる事故です。
・自宅付近は子供も油断している
子供が一人で外へ出かけた場合、自宅近くになると子供も気が緩んでしまいます。
家が近いと思う気持ちから周囲が見えなくなり、車が来たことに気が付かない場合があります。
また、遊びに行きたいと思う気持ちから、家から道路へ飛び出してしまい、車にはねられる事件も起きています。
家から出るときに、子供に気を付けてねと送り出すママが多いですが、気を付けてねと言われても、子供には何をどう気を付けたらいいのかわかりません。
そのため、一人で外に出かけるようになったら車や自転車の怖さをしっかりと話して聞かせましょう。
・敷地内で起きてしまう悲しい事故
事故は自宅周辺の道路だけで起きるわけではありません。
残念なことに、敷地内で発生してしまう事故も多いのです。
その多くが、車を車庫に入れようとした際に、中のパパやママが子供の存在に気づかず、我が子をひいてしまうという事故です。
中には死亡事故に発展したケースもあります。
自宅に車を止めるときは、周囲によく気を付けて、子供がいないことを確認してください。
子供が車周辺で動いていたら、車を動かすのはやめましょう。
子供だけを車から降ろすのはやめて、子供を下すときは大人も一人一緒に降ろして、子供から目を離さないようにします。
言葉がわかるようになったら、車の周辺で遊んだりしないことを言い聞かせておきましょう。
自宅周辺は親も子も油断しやすくなります。
しかし、その油断が大きな事故につながることを頭に入れて、子供に車や自転車の危険性をわかりやすく伝えておきましょう。
大人が一緒の時は家に入るまで子供から目を離さないようにしてください。
Photo by кофе