14歳までの子供の死因の上位に、不慮の事故があります。
この、不慮の事故を少なくして、子供を事故から守ろうとする取り組みが国で始まりました。
その取り組みこそが子供を事故から守るプロジェクトなのです。
・子供の事故の予防や対策
子供の事故で多いのは、親が目を離した隙に起こる不慮の事故です。
しかし親だって常に子供ばかり監視する訳にはいきません。
目を離してしまう時もあります。
子供を育てている真っ最中の人は子育てに忙しいため、事故防止などに必要な情報をなかなか得ることができません。
また、単位行政やメディアが事故に対し注意喚起を促したとしても、限界があり、事故は相変わらず起きています。
このような一瞬の隙を突いた不慮の事故を少なくするために、国が立ち上げたのが子供を事故から守るプロジェクトです。
・子供を事故から守るプロジェクトの主な活動
シンボルキャラクターにアブナイカモというかわいらしいカモの親子を採用し、親子で見ることができるサイトを目指しています。
子供が不慮の事故に巻き込まれないようにするための予防法や改善策、さらには実際起きた不慮の事故の事例などが載せてあります。
どのようにすれば不慮の事故が起こりにくいのか、予防対策の情報もわかりやすく提供しています。
消費者庁に集約される事故の情報に基づいた対策法や予防法、万一事故が起きてしまったときの素早い対処法などを冊子やメール、サイトなどでお知らせしています。
子供たちの周囲の人への情報提供だけでなく、不慮の事故が起きた場合、起きた原因やどのような対策を立てれば防げたのかなども調査を行い、関係省庁との連携も図っています。
残念ながら昔も今も14歳ぐらいまでの子供が不慮の事故に巻き込まれて亡くなってしまう傾向が高いのは変わることはありません。
そこで子供を事故から守るプロジェクトを活用して、少しでも事故を抑制させましょう。
Photo by Eran Sandler