一人っ子は楽、という人もいますが、意外と大変なことも多いです。
では一人っ子ならではの子育ての悩みにはどのようなものがあるのでしょうか、見てみましょう。
・子供の相手が自分しかいない
兄弟姉妹がいると一緒に遊ぶことができますが、一人っ子だと一緒に遊ぶ人がいません。
幼稚園や保育園に入ると園内や園外にも遊ぶ友達は増えてきますが、家に帰っても遊びたいのが子供ですから夕飯の支度や家事をしながら子供の遊び相手をしなければならないのです。
また一人っ子の場合、近くに年齢の近い人がいませんから、学校に入ったら友達ができないのではないか、人付き合いができないのではないか、自己中心的な子になるのではないかと言う不安を抱える親御さんも多いようです。
・周囲からのプレッシャー
一人っ子を育てている人には高齢出産や不妊治療の末の子供など2人目を望むのが難しいという人もいます。
しかしそうした事情も知らずに一人っ子はかわいそう、一人っ子はわがままになるなどの傷つける言葉を平気で放つ人もいます。
こうした言葉を投げられるとママは人の事情も知らないでと一人耐えることが多いようです。
確かに一人っ子は今の世の中珍しくありませんし、出生率も1人台です。
ですが昔からの2人目はいつ、子供は2人以上いて当たり前と言う考えがママにプレッシャーを与えることが多いようです。
このように一人っ子育児には多数子育児にはない悩みがあるものです。
お互い育児には何かしら悩みを抱えているのだと考え、お互いを尊重し、思いやることが大切ではないでしょうか。
Photo by Andrew Goodall