子供の情緒を育てるとして今注目を集めているのが親子運動プログラムです。
決して難しいものではなく、楽しみながら運動ができるという内容となっています。
・子供の心身の発達が期待できる
親子運動プログラムは親子で一緒の時間を運動しながら過ごすことで子供の心身の発達を促すことができるというものです。
大手生命保険会社やスポーツクラブが提案しており、研究と成果も発表されています。
年齢に応じた遊びを提案し、短時間で親子が一緒に過ごすことで子供は体の使い方や発達を得ることができ、親は子供とのきずなを深めることができると言います。
実際に親子運動プログラムを取り入れている幼稚園や保育園もあり、週に1回時間を設けているようです。
・親子運動プログラムの一例
たとえば1~2歳児はまだ足元がおぼつかないので、支持運動や脚力を鍛え、さらにバランス感覚を養うことを中心におよそ30分運動をします。
プログラムは大体3回程度に分けられることが多いですが、これは子供が続けて運動して疲れない時間を取っているからのようです。
体力がついてくる3~5歳児では、マット運動を取り入れて体の回転や体全体の動かし方を学びます。
さらに跳び箱や鉄棒を使って、親子で体の動かし方や動作を身に着けることができるようです。
親子運動プログラムの研究をしている大手生命保険会社によると、実践した親子は会話が増え、一緒に楽しむ時間が増えたと言います。
共働きなどで親子の時間が減っていると言われている現代、こうしたプログラムは大切なのかもしれません。
Photo by Bill G.