子供を事故から守りたいのは親共通の願いですが、家庭の身近なところに事故の要因は眠っているものです。
特に事故の多い台所について見てみましょう。
・やけどに注意が必要
ガスコンロでもIHクッキングヒーターでも同じですが、歩き出してコンロに手が届くようになると興味を持った子供は近づいていきます。
そしてスイッチに手をかけ、火をつけてしまうことがあります。
さらに沸かしたお湯を捨てているところに手を出してくる子供もいますし、揚げ物をしているところに近づいてくる子供もいます。
非常に危険ですし、場合によってはやけどの跡が残ることもありますので、チャイルドロックを使うなど注意しましょう。
・包丁の保管場所に注意
包丁は食べ物を切るために使うものですが、ママが普段から使っているものですから子供は興味津々です。
棚から包丁を取り出して握りしめていた、と言う事例はよくあるようです。
包丁を棚の上に保管できるラックを使ったり、扉のロックを使用するなど工夫してみてください。
・冷蔵庫への閉じ込め
冷蔵庫は中から空けられないようになっていますが、野菜室などは子供が簡単に入ることができる大きさです。
閉じ込められると体は当然冷えますし、命の危険性を脅かす場合もあります。
しかも冷蔵庫の中から叫んでも聞こえませんので、冷蔵庫にもチャイルドロックを付けるなど工夫することが大切です。
冷蔵庫の閉じ込め事故による死亡例もありますので、注意しましょう。
キッチンにはさまざまな危険性が潜んでいますので、子供が入れないようにするなど予防をしましょう。
Photo by Sean Freese