子供の成長は著しく、靴もあっとうまに履けなくなってしまいます。
まだ数カ月しか履いていないのに、と思い、大きめの靴を履かせるママもいますが、それはそれで危険です。
・転倒する危険性
大きい靴を履くと言うことはバランスが取りにくくなると言うことです。
地に足を付けて歩いているときと同様の感覚が靴には必要ですから、大きさの合った靴を選ぶ必要があります。
しかし大きい靴を選ぶと、足が靴の中で遊んでしまい、バランスが取りづらくなってしまいます。
また子供は自分のつま先はここにあるという感覚を心得ていますから、それがずれると巻き込み事故などの原因にもなってしまうのです。
転倒して怪我をする危険性が上がりますので、大きめの靴を子供に吐かせることはいいとはいえません。
・ピッタリの靴が履けなくなる
大きいサイズの靴に慣れてしまうと、靴の買い替え頻度が減り、ピッタリの靴を履くようになった時、きついと感じてしまうことがあります。
靴の中で足が遊ぶ状態になれているため、ピッタリの靴は締め付け感があり嫌がるのです。
そうするとなかなか靴を履いてくれなくなりますし、スキーやスケートなどをするときはより一層嫌がるようになります。
また足が遊ぶ状態でバランスを取る方法を覚えてしまっているので、ピッタリの靴を履いた時のバランスのとり方が分からないこともあります。
すると前よりも転びやすくなった、後ろに転倒して頭をぶつけたということも出てくるのです。
大きめの靴を選ぶことはそれなりのリスクを背負うことだと認識しておきましょう。
Photo by кофе