海外での、お姑さんとの接し方はというと…
日本よりもカジュアルかと思いきや、そうでも無いですね。
私の周りは、きっちりして気遣いが細やかな人が多いようです。
お姑さんにはっきり意見できる人の方が、少ないのではないでしょうか。
もちろん各家庭でそれぞれ違いますが、お姑さんとの関係はユニバーサルかなと感じています。
なるべく”きちん”としていた方が、好印象を持たれるでしょう。
旦那さんをとにかく立てるようにします。
そして、常識的なレベルのテーブルマナーは必須です。
我が家の場合は、カジュアルからは程遠いです。
ものすごく気を遣います。
しかも積極性を求められます。(難しい!)
カナダに来たばかりの頃は同居だったのですが、勝手がわからず困った事がありました。
英語はあくまで共通語で母国語は違うので、お互いにどこまで伝わっているのかがわかりません。
最近になってやっと馴染んできました。
少しずつ主人の家族が話すスペイン語を学んでいますが、これは場の空気を読むのに役立っています。
単語が拾えると、状況が掴みやすいのです。
我が家で最も重要なのは、主人をキッチンに立たせないようにすること!
日本以上に男女の役割分担がきっちりしているようで、男性には家事を一切させてはいけないのです。
そしてもう一つ大切なのが、時間の感覚。
これも家庭によりますが、こちらでは時間の感覚が日本と違います。
小さな子どもがいても遅い時間に訪ねてこられたり、遅くまで賑やかに過ごされたりします。
子どもの寝かしつけがあったりで大変ですが、毎日では無いので何も言わないことにしています。
日本だと、常識的な時間で切り上げるのが普通だと思うのですが、そういうわけではないのです。
日本の常識で通じる事とそうで無い事がどうしても出てきますが、気を落ち着けて大らかに接するように心がけています。
あとは、電話がかかってくる事が多くかなり長電話なのが、日本の私の家族とは違いますね。
そんなに話すことがあるのかなぁと(笑)
(お姑さんに限らず、皆さん電話で話すことが多いですね)
子供にとっては優しい大好きなおばあちゃん。
大切な義母様ですから、常に敬意を持って接していきたいですね。
カナダのマルチカルチャーな大都市、トロント在住。(まだ1年半と少し)
日本大好きラテン系カナディアンの夫と、ハーフの娘との3人暮らし。
趣味の手編みで娘の服やあったか小物を作りつつ、寒さに耐えながら春を待ち焦がれる毎日。
特技・趣味:絵画、手作り(ビーズアクセサリー、かぎ針編み、レース編み等)
家族構成: 夫 / 娘 1歳
Main photo by Dan Harrelson