子供の水の事故は怖いものですが、実はたった5㎝の水でも子供は溺れます。
水難事故から子供を守るためにできることをチェックしてみましょう。
・5㎝の水が命取り
この川は浅いから見守っていれば大丈夫、と川岸で親は座り、子供は水深5㎝の川で遊んでいる、そういう光景は時々見られます。
しかし足を滑らせてひっくり返ったとき、わずか5㎝の水でも子供は溺れることがあります。
と言うのも顔に水がついた時点で子供はパニックに陥り、上と下が分からなくなるからです。
どうすれば助かるのか、経験や知識がない子供は簡単におぼれてしまいます。
洗面器いっぱいの水で死ぬことができるというのはあながち間違いではなく、子供を水に近づけるときは注意が必要です。
・水の事故から子供を守ろう
水の事故は家庭でも外でも起こりうるものです。
家庭内ではお風呂の事故が多く、入浴中に浴槽で足を滑らせて転倒したということがよくあります。
ほかにも縁に捕まらせて立たせておき、親が髪の毛などを洗っている間に手を放してしまったということもあります。
外では川や海の事故が後を絶たず、波にのまれたり川に流されたりと言う事故は毎年報道されています。
こうした水の事故から子供を守るためには子供を1人で水に入れないことが大切です。
お風呂は親も一緒に湯船に入り、子供が寝てから頭などを洗うようにする、海や川は親が必ず一緒に入り手をつなぐか体を支えるなど、子供を守りましょう。
水の事故は後を絶ちませんが、守ることもできますので、対処していきましょう。
Photo by Nathan Walker