いつかは教えなければいけないものと思ってそのタイミングがつかめないのが数字です。
小学校に入れば自然と覚えるものですが、自宅で教えるにはどのタイミングがいいのでしょうか。
・幼稚園に入る前に
簡単な数字、1から10程度であれば幼稚園に入る前に教える親御さんが多いようです。
たとえばバス通園になる場合、バス停に番号が振られている場合があります。
すると自分が乗るバス停は何番と覚えられますし、お友達は何番で降りるとも覚えられるのです。
また家の車を見つける時に、駐車場に番号が振ってあれば、うちの車は何番に止まっていると認識することもできます。
言葉がある程度達者になると、数字を自然と覚える機会が増えますので、入園前に教えてみるといいでしょう。
・街中にある物で自然と覚える
お出かけをした際に数字を見る機会はいくらでもあります。
たとえば買い物をしたときは商品の値段などに数字が必ず使われています。
すると次第に数字に興味を持つことがありますので、そのタイミングで数字を教えてみるといいでしょう。
お買い物であれば、おやつは100円まで、など指定すると自分で100円あるいは数字が2個並んでいるものに的を絞って探すようになります。
そうすると、そのおやつは高いからダメなど言うこともありませんし、子供がねだって地団太を踏むことも少なくなるでしょう。
ほかにも時計やカレンダーなど、数字に触れる機会は非常に多いので、折を見て教えてみてはいかがでしょうか。
数字を教える時は実際の数字を見ながら教えるのもいいですし、ワークブックを使っても構いません。
Photo by Donnie Ray Jones