乳幼児突然死症候群は原因不明と言われており、突然のことに頭がついていかない親御さんも多いです。
しかし防ぐことができる乳幼児突然死症候群もありますので、対策を取りましょう。
・うつぶせ寝はしない
首が座っていない、寝返りができない赤ちゃんはうつ伏せに寝かせると窒息してしまいます。
少し前に赤ちゃんはうつぶせ寝がいいと言われたことがありますが、現代はうつ伏せはダメ、と言われているのです。
病気などの理由によって医師から特別指示されていない限りはうつ伏せではなくあおむけに寝かせましょう。
中には横向きになる赤ちゃんもいますが、呼吸ができるなら大丈夫です。
寝相の悪さを心配するママもいますが、体温調整のために無意識にしていることもありますので、うつ伏せだけ気を付けるようにしましょう。
・受動喫煙に注意
乳用意突然死症候群は原因がはっきりしないことが多いものの、赤ちゃんの死因第3位と非常に多いことが分かります。
防ぐ方法はいろいろありますが、受動喫煙をさせないことも予防法の一つです。
家の中でタバコを吸う人がいるなら、禁煙するあるいは家の中や赤ちゃんの傍で吸わないようにしましょう。
街中では喫煙所の近くを通らないように気を付け、レストランなどでは禁煙席を選ぶようにしてみてください。
たばこは大人でも肺がんや気管支炎などの原因となり、百害あって一利なしと言われるものです。
血管が狭まり、血液がどろどろになりますが、受動喫煙の方が喫煙者よりリスクは高いと言われているのです。
突然死発症率も両親がタバコを吸っている場合は4.7倍になると言われていますので、注意しましょう。
乳幼児突然死症候群を防ぐためにも、できることから始めてみませんか。
Photo by Valentina Yachichurova