ハーネス、いわゆる迷子ひもが論争を読んだ時期があります。
犬みたいだ、と言う意見と、安全のためには仕方ないと言う意見と分かれましたが、安全性を考えればハーネスは必要不可欠です。
・交通事故から子供を守る
ハーネスを子供に着けることで最も役立つことは交通事故から子供を守ることができることです。
手をつなげばいいだろうという人もいますが、子供は存外力が強くすぐに親の手を放してしまいます。
すると勝手に行きたいところへ行ってしまいますし、慌てて追いかけても荷物を持っていたり、走りづらい靴を履いていたりすると早く走ることはできません。
そうしているうちに子供が事故に遭ってしまったらと考えると誰でもぞっとするでしょう。
ハーネスを付けておくことで、子供が飛び出そうとしたらグッと引っ張って止めることができるのです。
・自由にできる場所では外すこと
ハーネスをつけっぱなしにしていると親は安心できますが、いつまでも付けているわけには行きません。
家の中はもちろんですが、公園など外遊びさせる場所や安全な場所では外してあげましょう。
迷子になりそうなショッピングセンターなどの中では臨機応変に使用するのがおすすめです。
ハーネスは子供の体にしっかりつけるタイプになっており、ベルトで大きさを調整することができます。
子供の成長に合わせてベルトの長さを変え、徐々に危ないことや一人で飛び出さないことなどを教えてあげてください。
ハーネスを軽視する人や否定する人も多いですが、子供の安全を第一に考えて使用を検討してみましょう。
Photo by Tom Reynolds