世界各国には、痛いの痛いのとんでいけ!があるようです。
ニプロという企業のCMでは、アメリカやフィリピン、アルゼンチンなど世界各地の痛いの痛いのとんでいけを紹介しています。
・泣いていた子供が泣き止む
転んだりぶつけたりして泣いている子供に、痛いの痛いのとんでいけ!をしてあげると本当に泣き止むから不思議ですね。
何か魔法でもかけてもらった気持ちになるのかも知れませんし、他のことを考えることで痛いのを少し忘れるのかも知れませんね。
ママさんやパパさんの中にも、自分が子供の頃にしてもらった記憶がある方も多いと思います。
世界でも日本中のママさんも実践している、子供が痛くなったときにかけてあげられるおまじないという感じです。
・お山は痛くないのかなと心配する子も
想像力がたくましい子供は、お山が痛いんじゃないかと心配する子もいます。
痛いのが飛んでいく山ってどの山なのと聞いてきたり、富士山よりエベレストまで飛ばすのが良いなんていうリクエストをしてくる子もいます。
子供ってそういう話をしている間に、痛さが消えていたりして本当に効いているような気がするんですね。
痛いの痛いのとんでいけ!と言っている間に、ママがさすってくれたりするのもとても嬉しいものです。
大人だってぶつけてしまったら、つい自分で患部をさすりますよね。
ちなみにゲートコントロール説と言って、痛いところをさすると脊髄の痛みの抑制システムがよく機能して痛みが減るというのは本当みたいです。
難しいことを知らなくても世界中の多くの地域や国に語り継がれているということは、本当に効果がありそうですよね。
Photo by Jerald Jackson