出産のときに準備しておく物の中に必ずおくるみがありますよね。
おくるみには、寒さから赤ちゃんを守るだけでは無い色んなメリットが隠されているのです。
・おくるみはママのお腹に似ている
新生児の頃は特におくるみで苦しくない程度に強めに包んであげると、気持ちよさそうに安心した顔をする赤ちゃんが多いです。
赤ちゃんは約10カ月もの間ママのお腹の中で、狭いところにいたのでギュッと心地よく締め付けられるとお腹の中を思い出して安心するのです。
ですから暖かい季節の出産でも、おくるみを用意しておくのは欠かせないことだと思います。
出産予定日が暑い夏だと必要ないかなと思ってしまいがちですが、必ず薄手のおくるみを準備しておくと良いでしょう。
・泣き止まない時に効果がある場合も
赤ちゃんはおむつも濡れていないし、お腹もすいていないのに泣き止まないということもあります。
そんなときにおくるみに包んであげると、ぴったりと泣き止んで嬉しそうな顔をしたりぐっすり眠ってしまうこともあります。
似たような効果は、ベビースリングという帯状の抱っこグッズでも得られます。
1本で色んな使い方ができますし、ママも抱っこが楽ですしおくるみの効果もあるので便利です。
デメリットとしては落下させる危険性があったり、使いこなすのが難しいという場合もあります。
赤ちゃんはまだママのお腹から出てきたばかりで、外の世界に慣れていないんですね。
おくるみは昔からの知恵で、寒い時にも泣き止まない時にも外出時にも使えて本当に便利です。
Photo by Valentina Yachichurova