スマートフォンの普及に伴い、今まではパソコンを開かなければ見ることができなかった、大容量の情報も見ることができるようになりました。
それに伴って、育児も変化してきているのです。
・スマホを利用した子育てのメリット
スマホがない時代、育児に参考になるサイトを見たり、そこを利用するためには、パソコンを開く必要がありました。
そのため、パソコンがなかったり、持ち歩くことができない場合、何か調べたいと思ってもすぐには調べることができませんでした。
今ではスマホを持ち歩くだけで、いつでもインターネットに接続して、育児に関する調べ物をしたり、ママ同士でSNSなどを使って情報交換を行うこともできます。
更に育児に便利な子供の成長を残しておくことができるアプリなどもあります。
また、近年のスマホは非常に画質がいいので、デジカメやビデオカメラ並みの画質で記録を残しておくこともできます。
・スマホを利用した子育てのデメリット
スマホが普及していないときは、ママは子供に付ききりでコミュニケーションを図ってきました。
しかし、今のスマホアプリの中には、子育てアプリなどがあります。
子供が泣いたりぐずったりしていると、親はすぐに動画や子育てアプリなどを使用してあやそうとしますが、子供の泣きやぐずりにはいろいろな理由があります。
そうした理由も考えることなく、スマホに赤ちゃんの相手をさせることで、親は子供の気持ちを察することができなくなってしまいます。
また、スマホは多機能であるため、スマホに夢中になりすぎて、赤ちゃんの安全に配慮できなかったり、赤ちゃんが何をしようとしているのかがわからない場合があります。
スマホから発せられる光は、ブルーライトといい、目に刺激の強い光です。
その為、泣き止まないからなどとスマホを預けられた子供にとっては、親と触れ合えないだけでなく、心身の成長にも大きな影響を与えることになります。
スマホは確かに便利ですが、より良く使用するためにも、ルールを決めて使用するようにします。
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