生まれたばかりの赤ちゃんは、自分の意思で体を動かすことのできる部位は限られているので、赤ちゃん自身が原因で何らかの事故が起こることはまずありません。
しかし、月齢が大きくなるにつれ動くことのできる範囲も増えていくのでいつまでも大丈夫と安心しきっていては危険です。
そのくらい、赤ちゃんの成長は日々、めまぐるしいものとなっています。
そんな1歳未満の子供によくある赤ちゃんの多い事故は、ベッドやソファーからの転落や窒息、誤飲、転落、やけど、溺水などです。
転落してしまう原因は月齢によって違います。
まず寝返りを始めるようになるとどこででも寝返りをするのでほんのちょっとと思ってソファーやベッドに寝かせておいたら寝返りをして落ちてしまうことがあります。
また、ハイハイするようになると階段にも上るようになるので気付かずに落ちてしまいます。また、見落としがちなのは玄関の段差。ここから転落してしまう危険もあります。
寝返りはもちろんですが、手で色々なものを触れるようになると赤ちゃんのそばにあるものを自分の口元へと運ぶようになります。
そうすると気づかない間にそばにあったぬいぐるみなどを引き寄せて窒息してしまったり、柔らかい寝具で窒息してしまったりと、こんなことで窒息するんだと思うようなことでしてしまいます。
動くようになったり、つかまり立ちをするようになると、下に落ちているものやテーブルの上にあるものを何でも触り口に持っていくようになり、それが誤飲の原因となります。
やけどや溺水も、誤飲同様に、自由に動きまわることで水の張っている浴槽に落ちたり、ストーブなどに触ったりするのが原因です。
1歳未満の子供によくある赤ちゃんの多い事故は本当に身近なところにあるちょっとした危険によって起こってしまうのです。
Photo by Adam Selwood