兄弟がいれば兄弟げんかをするのは当たり前です。でも、親にとっては見ていて嫌になってしまうことも多いですよね。
ついつい上の子を叱ってしまうというママも多いのではないでしょうか。
兄弟げんかは、兄弟がいれば自分もした経験があると思います。自分の時のことを少し思い返してみてください。
自分が兄や姉の立場だった時、兄弟げんかの原因が自分ではなく弟や妹が悪いのにも関わらず、上の子だからという理由だけで理不尽に怒らてた経験はありませんか?
また、下の子だった場合、自分が悪いのに兄や姉が怒られてホッとしたような、気まずいような気持ちになったことはありませんか?
いつの時代も兄弟げんかをして怒られるという構図自体は変わらないのです。
だからこそ、おにいいちゃん、おねえちゃんのメンタルを心得た上で、叱ったり、味方になったりしてみてはいかがでしょう。
兄弟げんかの原因は、ほんのちょっとしたことがキッカケで起こる場合と、上の子の精神状態によっていやらしいケンカになってしまうこともあると思います。
気持ちがクサクサした状態で下の子に仕掛けられたら、子供じゃなくてもケンカしたくなってしまいますよね。
兄弟げんかをした時には、できればしばらくケンカの様子を見ている位の余裕が欲しいのですが、そうもいかない場合は、叱るのではなく、どちらの言い分も聞いた上で、相手の気持ちを理解することができるように諭してあげる、というのも試してみてください。
相手の気持ちを考える、想像するということは、兄弟げんかで学ぶことも多いのではないでしょうか。
特に兄や姉は、基本的には物分かりが良く、自分の気持ちを抑えている場合が多いので、気持ちを汲み取ってあげるようにすると、精神的に落ち着き、それによって弟や妹に優しく接してくれるようになると思います。
Photo by Philippe Put






