子供が風邪をひきやすい場合には、睡眠時間が足りていないからかもしれません。
特にうがいや手洗いを徹底していても、いつも風邪をひいてしまったり、疲れやすかったりする時は睡眠不足で免疫機能が低下していたり、疲労が十分に回復していないと考えられます。
子供に限らず、人間は睡眠中に成長ホルモンを分泌し、骨や筋肉を増やしたり修復したり、免疫力を高めたり、疲労回復をしたりします。
そのため、十分に睡眠が取れていない子供は、風邪をひきやすいばかりか、身長が伸びにくかったり、疲れやすかったりするのです。
免疫力をしっかりとつければ、自然と風邪をひかなくなるので、睡眠をたっぷりと取らせるようにしてみてください。
そのほかにも、近年子供に増加の傾向が見られる高血圧や肥満、糖尿病の原因となってしまうこともあるので睡眠不足には注意が必要です。
精神面にも影響を与えてしまう場合があり、子供のイライラや意欲、集中力の低下を招く危険もあるので、十分な睡眠が取れるようにしたいですね。
このように風邪に対する免疫力に影響を与える睡眠は、子供には十分に取らせたいものなので、大人の活動時間に子供を付き合わせない育児を心がけましょう。
子供は小さい内は夜の8時くらいには寝かせるようにし、朝は6時くらいに起きる習慣をつけさせておくと健康的に過ごせます。
4歳くらいまでの子供には昼寝をさせることもよいと言われているので、昼寝の時間もしっかりと設けて風邪に強い体作りをさせてあげてくださいね。
Photo by Andrew Malone