ねんねの時期の赤ちゃんは、泣いたり手足をバタバタさせることはあっても動くことはないので、事故はありえないと思っているママやパパは多いかもしれません。
しかし、逆に、ねんねの時期だからこそ起こってしまう事故もあるのです。
一番多いのが窒息です。
赤ちゃんがいつも横になっている場所は、どんな状態でしょうか。
フワフワとした布団の上で眠っていませんか?
まだ寝返りもできない赤ちゃんですので、フワフワとした布団の上でただ眠っているだけなら良いのですが、目を離したすきに体勢が変わって息のできない状態になってしまったら大変です。
布団以外にも、赤ちゃんの寝ている周りにぬいぐるみを置いているという家庭も多いと思います。
ぬいぐるみも布団同様に、何らかのはずみで赤ちゃんの顔にかぶさってしまうことも考えられます。赤ちゃんのそばに置きたいという場合は、足元に置いたり、ぬいぐるみが倒れても赤ちゃんの顔にかからないことを確認して置くようにしてくださいね。
ねんねの時期の赤ちゃんの事故は、赤ちゃんが動き回るようになってからの事故とは全く違うタイプのものですが、生死に関わるものなので、気をつけてくださいね。
また、ねんねの時期は、生まれた直後から寝返りが始まる4か月近くの頃のことをいいますが、その頃の赤ちゃんの成長は凄まじいものです。
寝返りがそろそろ始まるであろう時期がくると、知らない間に寝返りをしていたということもあります。ベッドなど高さのあるところに赤ちゃんを寝かせている場合は、転落などに気をつけるようにしてください。
Photo by Oleg Sidorenko