子供の睡眠不足はいろいろな問題につながります。育児中のパパやママは、子供の睡眠のどんなところに注意していればいいでしょうか。
黄色信号となる子供の睡眠不足の症状、状態として挙げられるもののひとつには、夕食やお風呂を済ませても眠くならないことがあります。
通常は夕食を食べたり、お風呂に入ったりすると子供に限らず眠たくなってきて、スムーズな睡眠を取ることができると言われています。
しかし、子供の睡眠になんらかの異常があり、黄色信号が出ている時には、眠るべき時間には眠れず、眠ってはいけない幼稚園などで眠ってしまうようになります。
夜更かしの習慣がついてしまっていて、子供の睡眠に黄色信号が灯ってしまった場合には、睡眠サイクルを整えることが必要です。
早寝早起きの習慣を身につけるためには、まずは早く起きることから始めると、夜に自然と眠くなるので効果的です。
1週間から2週間、きちんとした睡眠を意識した生活を送ると、子どもにはしっかりと睡眠を取る生活リズムが身につきます。
ただし、何をしても睡眠が悪い状態が改善できないことも考えられます。
このような場合には、睡眠時無呼吸症候群や夢遊病、夜驚症といった病気の可能性もあります。
日中の集中力低下や意欲減退の原因になるだけでなく、健康にも悪影響が出てしまいます。子供の睡眠の状態があまりよくないと感じられた場合には、生活習慣の改善をしながら病院へ行くことも検討した方がよいでしょう。
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