睡眠習慣という言葉をご存知ですか?
知らなくてもなんとなく言葉から想像できますが、実は子供にとって睡眠習慣はとても重要な事なのです。
寝る子は育つということわざは、本当にそのとおりです。
むしろ子供は寝るのが仕事のようなものですし、しっかりと睡眠が取れていない子供は健康にも影響が出てしまいます。
大人なら自己責任になりますが子供の場合は親が見てあげないとうまく習慣づけられません。
幼い頃に良い睡眠習慣を身につけられない子供は肥満になるリスクも高くなると言われています。
子供のうちから肥満になれば糖尿病や心臓病、関節の炎症など大人と同じように苦しみますし、発症年齢が早いと、それだけ長い期間、子どもが病気に苦しむことにもなります。
子どもに良い睡眠習慣を身に付けさせるには、親も一緒になって規則正しい生活を送る必要があります。
毎朝同じ時間に起き、決まった時間に食事を食べ、昼間は運動をしたり日光浴をしたり、適度に遊びながらいろいろな事を学んでいきます。
夜は食事やお風呂も時間を決め、寝る時間になったら布団に入り電気を消す、こういう積み重ねで子どもも生活リズムが把握できるようになってきます。
仕事などで時間を規則正しくするのが難しい親御さんもおられると思いますが、できるだけ子どもに規則正しい睡眠を身につけさせてあげてくださいね。
Photo by Bigstock