寝ている間は成長ホルモンの分泌が盛んなので、子供にとっての睡眠は大人以上に大切な意味を持ちます。
子供は日に日に大きくなっていくと言いますが、まさにその通りで、1ヶ月の間に背が数センチ伸びる事も珍しくありませんよね。
小さい赤ちゃんは代謝も活発なので、今はジャストサイズの洋服も来月には着られなくなっているかもしれません。
こうした子供の成長は、すべて成長ホルモンがきちんと分泌され、成長を助けているからです。
もしも子供が睡眠不足症候群になって、睡眠の質が下がってしまうと、成長ホルモンが正常に分泌されなくなり、発育不良を起こす事もあります。
発育不良は身長や体重だけでなく、脳の発達や内蔵にも影響してしまうかもしれません。
寝る子は育つというのもあながち間違っていませんので、これを見習い子供に質の良い睡眠を確保する事も大切です。
赤ちゃんのうちは、まだ自分で体の機能をコントロールできないので、睡眠時間もバラバラですし何時間も眠り続けるという事はありません。
子供もある程度成長すると睡眠時間が決まってきますので、成長に合わせて親が子供の生活サイクルを見極め、導いてあげる必要があります。
最初から大人と同じようにはいきませんが、少しずつ、規則正しい生活習慣を身につけさせるようにしてくださいね。
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