子供はちょっとしたことで事故にあってしまいます。
しかも、事故の多くは家の外ではなく、家の中にいる時に起こっています。
日頃から子供の目線に合わせて、危険なものは何かを認識しておいてください。
子供の事故で多いのは、お風呂などの水場ですが、お風呂だけではなくトイレでも事故が多く発生していることをご存知でしょうか?
トイレでどんな事故が発生してしまうのかというと、トイレ専用の洗浄剤をなめたり飲んだりする誤飲のほか、便器を覗きこんで溺れる事故も多いのです。
事故パターン1、誤飲については、届かないだろうと思って置いておいたトイレ用洗剤が届いてしまい口にしまって大変なことになってしまうケースです。トイレ用洗剤は毒性が強いので、手が届かない場所に置いておくのはもちろんですが、目につかないような置き方にしてください。
事故パターン2、便器で溺れる事故については、トイレの便器に溜まったほんの少しの水にも溺れてしまうのかと驚くかもしれませんが、子供はほんの5cmもあれば簡単に溺れてしまいますし、大人が思っている以上に頭の方が重たいのでちょっと覗き込んだつもりでも、頭から簡単に落ちてしまうのです。
トイレで溺れないためには、トイレを使用したら便器はフタをする習慣を身につけることと、トイレのドアは、開かないようにしておくと間違いないと思います。
トイレという狭い空間は、まだトイレを使用しない赤ちゃんや子供にとってはちょっと魅力のある空間のようです。
だからこそ行ってみたいという思いもあると思いますが、目を離したスキにトイレでイタズラしてそのまま事故へと発展しないように安全確認をしっかりと行うようにしましょう。
Photo by Bigstock