小さな子供に湯船につかってもらう時間は、5分~10分程度で充分だと言われています。
よく100まで数えてお風呂から出ようという習慣は昔からありますが、小さな子供の場合それでは長過ぎます。
あまり長く入ってしまうと、湯あたりしたりのぼせたりしてしまうので、子供の様子をみながら、気持ち早めに出るようにすると安心です。
頬が赤くなってしまうくらいの状態だとちょっと入りすぎなので、その後の様子を注意してみるようにしましょう。
それならシャワーで充分なのではと思うかもしれません。
シャワーでは汚れを落とすという目的で入ると思いますが、お風呂に入る場合はシャワーとはちょっと違います。
体を洗う以外に、湯船につかってゆったりとリラックスする時間を持つことができます。
また、体を充分に温めることもできるので知らずしらずに冷えてしまった体を温めてくれる効果があります。
季節を問わずに、湯船につかることで、子供も疲れがとれて夜にはゆっくりと眠ることができると言われています。
浴槽のお湯の温度は、季節に応じて暖かくしたり、ちょっとぬるめにするなどの工夫をしながら楽しくお風呂に入る習慣を身につけてあげるようにすると良いと思います。
お風呂は、ただ体をキレイに洗い、温める場所ではなく、親子で入ることで色々な話をしたり、お風呂でしかできない遊びを楽しむことができる空間です。
お風呂でだからできるコミュニケーション方法を大切に、毎日の生活の中でいかしていくようにすると良いと思います。
Photo by Juhan Sonin