最近は、朝食に関してもいろいろな説があり、お腹が空いていなければ食べる必要はない、朝食は本来食べなくても良いなどと言われることがあります。
ですがこれは健康な体を維持している大人なら当てはまることもあるかもしれませんが、子供の健康のためにはきちんと朝ごはんを食べさせてあげなくてはいけません。
1)体を内側から目覚めさせる
朝ごはんの一つ目の役割は、体温を上昇させて脳や内臓器官を起こしてあげるということです。
朝は血糖値が低くなっていますし、脳や内臓器官の働きも低下している状態なので、目は覚めていても体内機能はまだ正常に働いていません。
特に子供はぎりぎりまで寝ていたりするので、朝食を食べないとぼーっとしたまま保育園や幼稚園に行くことになってしまいます。
また子供は、生活リズムを自分で整えることが出来ないため、朝食を食べて体を起こすことが1日の始まりのリズムを作り出すという目的もあるのですね。
2)エネルギー源として
そして、もう一つの役割としては、活動エネルギーや脳エネルギーを生成させることです。
体内ではエネルギー源がリセットされているので、活動エネルギーも脳エネルギーも不足した状態になっています。
ここに朝食で栄養を供給することでエネルギーが生成されて、朝から元気に活動することができるのです。
3)排便サイクルをつくる
さらに、食べることで消化器官の働きを活性化させるので、排便効果も期待できます。
と言っても、起き抜けからごはんをもりもり食べる、という子はほとんどいないので、ママも食べさせるのが大変ですが、子供の健康のために朝ごはんは必要不可欠なのでしっかり食べさせてあげましょう。
Photo by Enrico