子供のスポーツ系の習い事はたくさんありますが、その中でも人気が高いのがプールです。
プールは小学校に行ったら夏の授業でやるものなので、特に必要ないと思う方も多いかもしれませんが、プールは子供の成長に大きなメリットがあるんですね。
1)体が丈夫に
一番のメリットといえば、やっぱり体が丈夫になるということでしょう。
よく、プールに通うと風邪などをひきにくくなると言いますが、これはプールで心肺機能が強化されるからなのです。
2歳から4歳ぐらいまではお遊び感覚の授業が多いのですが、それでも適度な負荷のある水中で体を動かすと、あらゆる筋肉をしっかり使うことができます。
ですので、普通よりも全身が鍛えられるので内臓器官の働きも活性化されます。
さらに5歳から6歳ぐらいになると、本格的に泳ぎの練習が始まるので、息をしっかり吐ききってから思い切り吸うということを習い実践します。
普通の呼吸では、吐ききったり思い切り吸い込むということはありませんが、このような呼吸を習得すると肺が鍛えられるので持久力がつくのです。
もちろん野球やサッカーも心肺機能の強化や持久力をつけられますが、どうしても体への負担がかかります。
プールは大きな負担をかけることなく、全身の筋肉や内臓器官の機能を鍛えられるというメリットがあるのですね。
2)水の事故を減らせる
また、小さい頃から水に慣れ親しんでおくと、成長したときに水を怖がることはなくなります。
毎年、春から夏にかけては川や海での事故が起こりますが、プールに通って水を怖がらないようになっていれば、このような危険を減らせると期待できますね。
Photo by Shyn Darkly