水泳を小さい頃から習わせると頭がよくなる、というような噂がありますが、それを受けて多くのママさんが我が子をスイミングへ行かせています。
実際、水泳と子供の発達とはどのような関係があるのでしょうか?本当に頭がよくなる子供になるのでしょうか?
子供の神経の発達スピードは3歳がピークになると言われています。
この時期の水泳によって、浮力を使って自由に体を動かすことによって、脳の空間認識力というものを覚えさせることができるようですね。
また水泳を習っている子供は家庭環境関係なく、頭脳の発達がよいというデータも検証されています。
さらに水泳を習わせることによって心肺機能が向上しますから、喘息などを持っている子供の肺が強くなり、喘息が酷くならないように防ぐこともできるのです。
さらに水泳はみかけによらずかなり体力を消耗しますから、体力がつくという点で見ればかなり有意義な運動だと言えますね。
水泳を習っていない子供は水に顔をつけるのをイヤがりますが、最初から水泳を習っている子供はそれが当たり前なので、水泳の授業でのスタートが一歩早くなります。
それもメリットの1つでしょう。
また消費カロリーが大きいという点で見れば、肥満対策としても効果的ですね。
水泳している子に健康的な体型を維持している子が多いのは、おやつを食べても水泳での消費カロリーが大きいため、それだけ熱量が生まれているということになります。
水泳を習わせて頭がよくなるか、と言えば、個人差もあるかもしれませんが、その他にも色々な嬉しい作用がたくさんあるということになります。
ですから頭がよくなるから通わせる、ではなく、健康のために、成長のために通わせる、というような形でスクールに通わせたほうが良いでしょう。
Photo by Emily Hildebrand