子供のころの記録は、どんな瞬間でも残しておきたいものですが、子供が大人になったときに見ると恥ずかしいと思うことが多いようです。
子供ならではのおかしな行動や失敗、泣いたり笑ったりというのは、親からすると楽しいものですが、子供からすると「くだらないものを残して」ということになってしまうのですね。
それに自分だけの記録を見ても、そこまで面白くないということもあるでしょう。
もちろん照れ隠しもあるので、あまり喜びを表面に出さないだけかもしれませんが、そんな子供でも喜ぶのがイベントの時の記録です。
お誕生日やクリスマス、七五三、入園式や卒園式というようなイベントの時の記録は、照れることもなく懐かしいという思いの方が強いようです。
また、こういったイベントの時は自分だけではなく親も一緒に参加していることなので、恥ずかしくないのかもしれませんね。
そしてもう一つ喜ぶのが、やっぱりまだ記憶がない赤ちゃんのころの記録です。
赤ちゃんだったら、それが自分の記録だとしても、泣き喚こうが転んでしまっていようが、微笑ましいという気持ちになるのでしょう。
それに、赤ちゃんのときの記録の中のパパやママというのは、手放しの愛情を注いでいます。
何をしてもにこにこと赤ちゃんを見守り、戸惑いながらも一生懸命育てようとする、その無償の愛情を感じることが出来ます。
子供にとって、自分が大事にされていたころの記録を見るのは嬉しいものですし、大人であってもやっぱり親の愛というのは安心感に繋がります。
ですので、成長していく過程はもちろんですが、記憶のない赤ちゃんのころはいろいろな瞬間の記録を残しておくといいですね。
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