離乳食を終えて本格的に大人と同じようなものを食べることができるようになってくると、好きな味や嫌いな味、好きな食べ物と嫌いな食べ物というように、子供自身の味覚で好き嫌いが出てくるものです。
1)嫌いになってしまうキッカケは多分、ほんのちょっとしたこと
たとえば、食べた時に苦かったり、食感が堅かったりなどといったことでも、子どもにとってはけっこう衝撃的なことなのです。
その時に、無理矢理食べさせてしまったり、きつく叱ってしまうと、口に入れた時のキッカケにプラスして嫌な記憶が上乗せされ、よけい食べられなくなるかもしれません。
2)好き嫌いが出てきたら、叱らず、早い段階で嫌いな理由を聞いてみる
味が苦くて嫌いとか、堅くて食べづらいなど理由によっては、調理方法を変えるだけで食べることができるようになる場合も多いと思います。
ただ何となく食べなれなくて嫌いという場合は、沢山の食材や味つけのものを食べる経験をさせてあげると良いと思います。
3)どうしてもだめなら、ちょっとだけでも
それでもどうしても食べることのできないものは、ほんのちょっとだけ食べるようにすることと、嫌いなものがあっても仕方がないけど、作ってもらったものは食べるようにしようということを少しずつ教えていくと良いと思います。
まだ多くのことを理解することのできる年齢ではありませんが、この時期の好き嫌いはほんのちょっとのことで克服することができる可能性が高いので、楽しみを持って食べることができるように働きかけてみると、叱って無理矢理食べさせるよりもかなり効果が高いと思いますので是非実践してみてください。
Photo by Tea