まだ自分の感情を言葉で伝えることが出来ない赤ちゃんにとっては、泣くことが意思の伝達手段になります。
夜泣きの理由はいろいろありますが、ただ単に泣き喚いているのではなく、生理的な理由で泣いていることもあるのです。
生理的な理由の夜泣きであれば、その理由を改善してあげることですぐに泣き止むので、どんなことで泣いてしまうのかを知っておくといいですね。
夜泣きの生理的理由は、お腹が空いている、おむつが汚れている、そして体調が悪いとい
うことが挙げられます。
1)空腹
年齢や離乳の状態にもよりますが、寝ている時でもお腹が空いてしまうことは珍しいことではありません。
こういった時にすぐに対処できるように、毎日食事日誌を付けるようにして、寝るまでのミルク量や食事量が足りているかどうかチェックしておきましょう。
2)おむつが汚れた
最近は吸収力が高いおむつがありますが、それでも夜中におむつが汚れてしまうことがあります。
おむつが濡れたり汚れたりすれば不快になりますから、赤ちゃんが泣いてその状態を知らせようとしているので、すぐに取り替えてあげましょう。
3)体調が悪い
もし、お腹が空いているわけでもなく、おむつも汚れていない場合には、熱がないかを確認してください。
赤ちゃんは体調が悪くなると、症状が重くなる前に泣いてしまいます。
逆に重篤な状態だと、泣かないでぐったりしてしまうので、ミルクでもおむつでもないのであれば、まずは熱があるかどうか調べてみましょう。
また呼吸は正常か、苦しそうにしていないかもチェックしておくといいですね。
生理的理由であれば、それを解決できれば夜泣きもすぐに治まるので、この3点に気をつけてすぐに対処できるようにしておきましょう。
Photo by Jerry Ferguson