子供にスポーツを教える時は、色々な種目のスポーツを同時に教えてもいいのか、それとも1種目だけに絞って集中して行う方がいいのか親としては迷ってしまいますよね。
小さいときはスポーツを教える場合は1種目だけがいいのか、それとも複数がいいのかそれぞれのメリットについて調べてみました。
スポーツを1種目だけ続けるメリットは、ひとつの種目に絞ることでより集中して練習し、そして習慣化されることである一定水準以上の能力を身につけることができるようになるというものです。
確かに、体操選手やプロゴルファー、テニスなどは小さい時からそのスポーツに限定して繰り返し練習し続けてきたことで、大きくなって大成する人が多いですよね。
一方、色々な種目のスポーツを同時に教えるメリットは、色々な種類のスポーツを行ったり、遊びを通してたくさん体を動かすことを続けることで、いろいろな体の動かし方が身につくこと。将来何かのスポーツに集中して取り組みたいと本人が思った時に、一気に上達する可能性が高いと言われています。
また、小さいときにひとつのスポーツのみを集中して行うことで、その種目では高い能力を発揮しても、それ以外は全然苦手になるなど偏った運動神経となる可能性もあり、どちらがよいのかは一概にはいえません。
プロのアスリートとして成功させたいと、やるスポーツを限定させるというのもアリだと思いますので、子供の可能性にかけてみたいという両親の気持ちで試してみるのもいいかもしれません。
どちらにしても、子供の精神的、肉体的負担になり過ぎないということが大切なのかもしれません。
Photo by woodleywonderworks