国、行政が行っている子供支援制度をどのくらいご存知ですか。
最もよく知られているのは児童手当でしょう。
一時、子ども手当てと名称を変更したこともありますし、もらえる金額、年齢も変わりましたが、現行では、第1~2子は3歳まで15000円、3歳の誕生日以降は10000円、第3子以降は15000円となっています。
もらえるのは15歳に到達した最初の年度末までとなっています。
ただし、この年齢については、総額でもらえる額に差が出るということで問題視されています。
それから子ども医療費助成制度があります。
これは自治体によって多少違いがありますが、基本的には健康保険に加入している、中学校終了前、生計を主とする人の前年所得が限度額未満、の条件を満たすことで受けられる制度です。
助成を受けるには各自治体窓口で、生まれたとき、あるいは転入したときに手続きしなければなりません。
助成内容ですが、初診料として、通院、入院の際、医科は580円、歯科は510円がかかりますが、ほかは自治体の負担となります。
薬のよう貴台や差額ベッド料、文書料などは別途かかります。
ほかにも予防接種では、一部を除いて、三種混合や二種混合などを無料で受けることができますし、認可保育園の助成、幼稚園保育料の助成制度、小中学校の就学援助などがあります。
もちろんこれらの制度にはまだまだ改善点もありますし、議論もつきません。
ですが、国や行政から受けられる子供制度を知り、最大限活用していきましょう。
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