一度お菓子を食べてしまったら、ほとんどの子供はご飯よりもお菓子を好きになってしまいます。
例えばチョコレートが大好きという場合、子供というのは味覚が未発達なので、ご飯の甘みよりも単純に分かりやすい砂糖の方を好んでしまうものなので、これはしょうがないことです。
もちろんママとしては、きちんと食事をさせるために、お菓子はおやつの時間か食後と決めているでしょう。
それでもついつい食事の前にあげてしまったり、ちゃんと食事をしていないのにお菓子をあげてしまうことも多いのではないでしょうか。
ですが、お菓子を食べ過ぎてしまう子供は、当然ですが不健康になります。
お菓子を食べているとお腹は常に満たされた状態になるので、ご飯やおかずをきちんと食べなくなってしまいます。
食事というのは単に空腹を満たすものではなく、成長のために必要な栄養素を摂ることも目的の一つです。
お菓子には栄養はほとんど入っていませんし、カルシウムやビタミンC入りなんて書いてあるものでも、加工物ですから栄養の質が異なります。
つまりお菓子を食べ過ぎると、子供は栄養不足になるために正常に成長していかなくなってしまうのです。
人間のエネルギーとなるのは摂取カロリーですが、ただカロリーを摂取すれば良いというものではなく、栄養素によってカロリーはエネルギー源となります。
つまりいくらお菓子でカロリーを摂取していても、エネルギーとして変換されないので、どんどん太ってしまい肥満まで引き起こされます。
このように、お菓子の食べ過ぎは体に絶対良くないので、あげるときにはルールをしっかり守って食べさせ過ぎないようにしましょう。
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