乳幼児は何かと口にしたがるものです。
中には飲み込んでしまうと、命にかかわる危険なものもあります。
危ないものは手が届かない場所へ片づけておいた方がいいでしょう。
家庭で子供が誤飲しやすいものとしては何があるのでしょうか。
まず、タバコやライターなどを誤飲しやすいと言われています。
徐々にタバコを吸わない家庭が増えてきましたが、それでもまだタバコの誤飲はなくなりません。
タバコにはタールやニコチンなど、生死に関わる有毒な成分が入っていますから、万一食べてしまったら、すぐに救急センターに駆けつけましょう。
また灰皿の水も飲んでしまいがちですから、子供の手の届かない場所に置いておきましょう。飲み物の空き容器に吸いがらを入れるのは絶対にやめましょう。
さらに医薬品、化粧品やボタンなども誤飲しやすいものの種類となっています。
薬などはぽろっと落ちてしまったものを誤飲するケースが多く、多くは吐き戻したりすることが多いです。
しかし薬の種類によっては救急センターで胃洗浄を受けるべきこともあるので救急センターに行きましょう。
ボタンは自分の着ている服についているものを誤飲してしまうケースもありますから、ボタンつきの服を着せる場合、ボタンがしっかり縫い付けてあるかをチェックしていきましょうね。
最近はジェルボールというタイプの洗濯洗剤の誤飲も増えています。子供が好むカラフルなジェルボールは、きょうだいでは上の子が出して、下の子が食べてしまうケースが多いようです。赤ちゃんはもちろん、上のお子さんにも届かない場所に保管しましょう。
このように子供は好奇心旺盛で何をするか分からないところがありますから、子供の安全管理のため、パパにも保管場所や片付けなど、しっかり徹底してもらいましょう。
Photo by Kelly Sue DeConnick