子供が最初のうちは楽しく行っていた習い事も、段々と嫌がったり、行くのをしぶるようになる場合があります。
このとき、親は何とか行かせようとしますが、かえって行きたがらなくなってしまうこともあるものです。
ではどうすれば通わせられるようになるのかというと、現在すでに通っている習い事に行きたがらないのであれば、一度休ませて親子の時間を作ってみるといいでしょう。
今日は特別ということを強調し、休ませて本人のやりたいことを思いっきりやらせてみてください。
そうすると新たな問題点が浮かび上がってくることもありますし、なぜ習い事が嫌なのか分かることもあります。
その上で親子で話し合いの場を設け、頭ごなしに叱るのではなく、子供の意見もきちんと聞きながらどうすれば解決できるか議論してみましょう。
●もっと遊びたい場合
もし、もっと他の子と遊びたいことが理由だったら、なるべく自由に遊べる時間をつくってあげましょう。習い事のせいで友達と遊べない、という不満を減らしてあげます。
●なんとなく気が進まない場合
これから習い事を始めようと思うけれど子供が行きたがらないという場合は、習い事にどんなメリットがあるのか伝えてあげましょう。
たとえばスイミングを習わせたいなら、水泳ができるようになるとプールや水遊びも一層楽しくなることなどを教えてあげてみてください。
教室に実際に見学に行き、間近でどのようなことをしているのか見せてあげるのも効果的です。
学習塾でも直接授業を見て、どのように勉強を進めていくのか興味が湧くようなら、お子さんの気持ちも変わってくるでしょう。
お互いの意見を尊重しあいながら、どうすれば習い事が楽しくなるか考え、一緒に議論してみましょう。
Photo by Loren Kerns